Message

【NOSTブログ‣2026年5月 編集後記】健康経営1.0を突き抜け、2.0のワクワクを共に分かち合いたい

5月度の連載では、自社らしい健康経営の核となる「戦略マップ」と、そこから広がる「健康経営2.0」の世界についてお届けしてきました。

現在、多くの企業が戸惑いを覚えている「100社100様」の自社らしい健康経営について、私自身の実務体験も踏まえて、皆様に伴走する視点から全力で執筆しました。

私自身、前職(横河電機)において、グループ会社の経営(取締役)に加え、本社の経営企画部や人事部などで、異なる立場・セクションで企業変革を推進してきました。その中で常に感じていたのは、本来連動すべきこれらの機能が「バラバラ」に展開されているもどかしさです。

それぞれが別々の仕事をこなすのではなく、組織として「連携」するためには、全員が仰ぎ見るべき「旗印」が必要です。健康経営におけるその旗印こそが、「戦略マップ」なのです。

しかし、多くの企業の「戦略マップ」は、社名を隠せばどこの企業なのかわからない「写経」のようなものが目立ちます。これでは現場に熱量は生まれず、経営者の魂も宿りません。

そこでNOSTでは、戦略マップを社内外のステークホルダーに対して掲げる「旗印」として機能させるために、独自の「健康経営戦略フロー図」を考案し、無償開示いたしました。

認定マーク取得という枠を超え、ステークホルダーを巻き込み、熱狂させるような経営。

そんな「健康経営2.0」への挑戦こそが、日本企業とそこで働く人々を元気にする鍵だと信じています。

そして、「戦略マップ」は、経営者の「志」を可視化するキャンバスであるというメッセージをお届けしました。

戦略マップは、単なる提出書類ではありません。経営戦略を達成するために、未来に向けて人と組織をどう変革していくかを描く「ナラティブ(物語)」であり、経営者の「志」を可視化するキャンバスなのです。

今月の連載が、貴社の健康経営に「ワクワクする命」を吹き込むきっかけとなれば、これほど嬉しいことはありません。


第1回:【Why:視点変革編】その戦略マップは「写経」になっていませんか?

健康管理という「守りの責務」を超え、本業を強くするための「攻めの投資」へと視座を引き上げる必要性を紐解きました。

第2回:【What:構造理解編】理想と現場が「ナラティブ」で出会う瞬間

NOST流「健康経営戦略フロー図」の構造を解説。理想(経営戦略)と現実(現場施策)が、アウトカム(KGI)という地点でドラマチックに融合するストーリーの作り方を提示しました。

第3回:【How:実践・体制編】「担当者任せ」を脱し、ワクワクするプロジェクトを組む

産業保健の孤独を解消し、経営企画・人事を巻き込む横断体制の構築について。外部視点を「賢い選択」として活用し、2.0の世界へショートカットする術をお伝えしました。


戦略マップを手に取り、自社の未来を語り始めたとき、健康経営は「義務的な手続き」から「組織の自走エンジン」へと変わります。

NOSTはこれからも、経営と人事の両輪で培ったノウハウをすべて注ぎ込み、本業を強くする皆さまの挑戦に伴走し続けます。

次はぜひ、貴社ならではの「物語」を私たちに聞かせてください。

共に、日本企業を、そして、そこで働く人々を元気にしていきましょう。